マツダ 米国販売、7.5%増の2.4万台…アテンザ 効果で回復 4月

自動車 ビジネス 海外マーケット
マツダ6(アテンザ)の2015年モデル
マツダ6(アテンザ)の2015年モデル 全 6 枚 拡大写真

マツダの米国法人、北米マツダは5月1日、4月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、4月としては過去20年で最高の2万4123台。前年同月比は7.5%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

乗用車系では、主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)が、改良新型投入の効果で、4月としては2006年に次いで多い4995台を販売。前年同月比は30.9%増と、4か月連続で増加した。

一方、『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、8006台。前年同月比は6.8%減と、2か月連続の前年実績割れ。新型投入を控えた『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、21台。前年同月比は97.2%減と、8か月連続で前年実績を割り込む。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、436台。前年同月比は34.3%減と、2か月連続で減少する。

ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、SUVの『CX-5』が、4月の新記録となる8960台を販売。前年同月比は31.1%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。2013年に大幅改良を受けた『CX-9』は1321台を売り上げ、前年同月比は0.5%増と、3か月ぶりに増加した。

スポーツカーでは、モデル末期の『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が、384台を販売。前年同月比は17.4%減と、2か月連続で減少した。

マツダの2014年の米国新車販売は、30万5801台。前年比は7.7%増だった。2015年1‐4月は、前年同期比1.7%増の10万2167台。北米マツダのロン・ステトナー営業担当副社長は、「マツダにおいて、ビジネスは短距離走ではなく、マラソン。今後も販売の質を重視していく」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る