スパコン「京」と国立天文台「アテルイ」活用、宇宙構造形成の大規模シミュ実施

宇宙 科学
シミュレーションによる宇宙誕生から138億年後(現在)の構造。一辺が約54億光年に相当し、一部を順に拡大して表示している。右下はシミュレーションで形成した一番大きい銀河団サイズのダークマターハロー。
シミュレーションによる宇宙誕生から138億年後(現在)の構造。一辺が約54億光年に相当し、一部を順に拡大して表示している。右下はシミュレーションで形成した一番大きい銀河団サイズのダークマターハロー。 全 1 枚 拡大写真

千葉大学、東京経済大学、愛媛大学、東京大学、文教大学の研究グループは、理化学研究所計算科学研究機構のスーパーコンピュータ「京」と、国立天文台の「アテルイ」を使って、宇宙構造形成の大規模シミュレーションを実施した。

今回のシミュレーションで一番規模の大きい計算は、約5500億体のダークマター粒子の重力進化を、1辺54億光年もの広大な領域で計算、世界最大規模のシミュレーションを実施した。これによって宇宙初期から現在までの約138億年の間、ダークマターが作り出す宇宙の構造と、その進化過程を、従来よりも格段に良い精度で明らかにした。

今回のシミュレーション結果は、今後得られる大規模な銀河サーベイ観測と比較することで、宇宙の進化を解明するために役立てる。

今回の成果は、「日本天文学会欧文研究報告」電子版に5月1日に掲載された。

《レスポンス編集部》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  2. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  3. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  4. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  5. 『エブリイワゴン』のロール感を抑えて乗り心地アップ、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る