【メルセデス AMG GT 日本発表】「究極の」新ブランドから新型スポーツカー、価格は1580万円から

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデス AMG GT。左はメルセデスAMGトビアス・ムアース社長、右はメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長
メルセデス AMG GT。左はメルセデスAMGトビアス・ムアース社長、右はメルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長 全 27 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は8日、レース技術を盛り込んだ新型スポーツカー『メルセデス AMG GT』を発表した。高性能モデルの『GT S』は5月中旬、ベースモデルの『GT』は9月以降の発売となる。

メルセデス AMG GTは、生産終了を発表した『SLS AMG』に続く、メルセデスAMG社による完全自社開発スポーツカーの第2弾。「Handcrafted by Racers.」をスローガンに掲げ、ポルシェ『911』クラスとのスポーツカーとの競合を想定する。

パワーユニットは、新開発のAMG4.0リットルV8直噴ツインターボエンジンを搭載。GTは最高出力462ps、最大トルク600Nm、GT Sは最高出力510ps、最大トルク650Nmを発揮する。GT Sはパワーウエイトレシオ3.08、0-100km/h加速3.8秒を実現した。

トランスミッションは7速デュアルクラッチの「AMGスピードシフトDCT」を採用。ドライバーのアクセルワークに瞬時に反応し、シームレスな加速を実現する。「C(Comfort)」「S(Sport)」「S+(Sport Plus)」の3つのシフトモード、様々なパラメーターを個別に設定できる「I(Individual)」を設定。GT Sには、サーキット走行のための「RACE」モードも搭載する。

ボディには、アルミニウムを中心とする素材を適材適所に配置することで、軽量でありながら高い強度を実現したアルミニウムスペースフレームを採用。さらにフロントミッドシップエンジンとトランスアクスルレイアウトのトランスミッションにより、理想的な47:53の前後重量配分を実現した。

一方、メルセデスの安全運転支援システム「レーダーセーフティ」や350リットルの容量を確保したラゲッジルームなど、スポーツカーでありながら日常の快適性と高い安全性も実現している。

価格はメルセデス AMG GTが1580万円、メルセデス AMG GT Sが1840万円。

メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は、メルセデス AMG GTを「メルセデス・ベンツのブランドヒーロー」と表現し、これをフラッグシップとしたイメージ戦略をおこなっていくと話した。

また今回の発表と同時に、「究極のハイパフォーマンスを追求する」ブランドとして、新たに「メルセデスAMG」ブランドを独立させることも明らかにしている。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  2. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  3. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファー「小型・薄型モデル」の選択のキモは、“サイズ”と“音”と“価格”!
  4. アルピナ『B3』が2度目のフェイスリフトへ! リムジン&ツーリングをWスクープ
  5. ランボルギーニ、新型車を間もなく発表へ…電動『ウルス』の可能性も
  6. 走行距離10万kmは通過点! 42.195万kmをめざせ
  7. EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
  8. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  9. スライドドア&大型リアゲート搭載の 「ロビンソンAI」、九州キャンピングカーショーに登場予定
  10. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
ランキングをもっと見る