経営難の製鉄会社ペルワジャ・ホールディングスの支援に乗り出している中国・志遠投資集団は、向こう18カ月で3億リンギを注入する方針を明らかにした。
2013年8月以降稼働を停止しているトレンガヌ州クママンにある工場を、合金鉄関連の収益力のある工場として蘇らせる。当初報じられた1億リンギの投資については、不動産リースや既存施設の再稼働のための費用に充てる予定。段階的に生産力を年80万トンまで引き上げる。
ペルワジャの負債総額は22億リンギ。テナガ・ナショナルとペトロナス・ガスがそれぞれ4.5億リンギ、2億リンギの債権を有している。ペルワジャの2014年12月31日締めの上期決算で1億1,415万リンギの純損失を計上している。
(マレーシアン・インサイダー、ザ・スター、5月8日)