コカ・コーラのボトルに新たな歴史…250ml飲みきり「スリムボトル」

エンターテインメント 話題
コカ・コーラ「スリムボトル」
コカ・コーラ「スリムボトル」 全 2 枚 拡大写真

 5月8日はコカ・コーラの誕生日、そして2015年はコカ・コーラを象徴する“コンツアーボトル”が誕生して100周年。その記念の年の誕生日にコカ・コーラは、アルミ製のコカ・コーラボトル=“コンツアーボトル”を日本に導入、7月20日に発売すると発表した。

【画像全2枚】

 1886年に薬剤師をしていたジョン・ペンバートン博士が、独特の甘い香りのするシロップを作り、友人で会計士のフランク・ロビンソン氏によって「コカ・コーラ」と名づけられた。模倣品が増えたため、1915年に「暗闇で触っても、地面で砕け散っていても『コカ・コーラ』のボトルだとわかる」をコンセプトに、新しいボトルがデザインされた。

 それが“コンツアーボトル”と呼ばれるガラス製のコカ・コーラボトルだ。“コンツアー(Contour)”とは英語で一般に「輪郭」を意味する。コカ・コーラでいう“コンツアー”とは、コカ・コーラ独特の曲線や形状を表す輪郭・姿ということになる。2015年はコンツアーボトルが誕生して100年だ。

 この記念すべき年にコカ・コーラシステムでは、暗闇で触れただけでコカ・コーラのボトルだとわかる輪郭を引き継ぎ、アルミニウム素材を使ったコカ・コーラ「スリムボトル」を7月20日から日本全国で発売する。これまでアルミニウム素材は缶やスクリューキャップ・ボトルに使われているが、いずれも寸胴だ。アメリカでは2005年に導入されている。

 コカ・コーラでは、「スリムボトルは、今までにない格別な飲用体験を日本の皆様にお届けするプレミアムパッケージ」と自負する。アルミニウム素材の感触はコカ・コーラの冷たさを手や口に伝え、独特のボトル形状は伝統の味を訴求する。

 1本250mlの飲みきりサイズは、職場や家庭での休息中や移動中、女性などにも飲みやすい量で、多様なニーズに応える。“スリムボトル”の名称は、細身で女性にも持ちやすい形状と、1回で飲みきるサイズから、日本市場独自の命名だ。350mlアルミ缶やPETボトルよりも細い。

 コンビニエンスストアのほか、料飲店や交通・レジャー施設などでコカ・コーラ「スリムボトル」を販売することで、従来のコカ・コーラファンに加えて、女性や40代以上の男性など、これまでコカ・コーラを飲んでいない人や最近飲まなくなった人などに、コカ・コーラを訴求していく。

コカ・コーラ「スリムボトル」日本初上陸……アルミでキンキン

《高木啓@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る