パイオニア、自転車のペダリングモニター製品を拡充

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ペダリングモニターセンサー「SGY-PM910H2」(FC-6800クランクへの取り付け例)
ペダリングモニターセンサー「SGY-PM910H2」(FC-6800クランクへの取り付け例) 全 3 枚 拡大写真

パイオニアは、多様な自転車への装着と、トレーニングをより身近にするペダリングモニターセンサー3モデルを6月上旬から発売すると発表した。

多様な車種に対応するため、ペダルモニターシステムの各種パーツを見直すとともに、複数の自転車を所有するサイクリスト向けに、左右のセンサーを別々の自転車へ取り付けられるセパレーション機能を追加したペダリングモニターセンサー「SGY-PM910H2」(12万9600円・税別)を発売する。

また、パワートレーニングやペダリングトレーニングの初心者向けに、片脚クランク計測型のペダリングモニターセンサー・シングルタイプ「SGY-PM910HL」(左クランク用)、「SGY-PM910HR」(右クランク用)を発売する。価格はともに7万4800円(税別)。

ペダリングモニターセンサーと、既存のサイクルコンピューター「SGX-CA500」を組み合わせることで、左右それぞれのクランクにかかる力の大きさと方向を、クランクの回転角度30度ごと、計12カ所を高精度に計測・算出し、ペダリング1回転ごとの力の効率を示す「ペダリング効率」や、左右それぞれペダリングが1回転するごとのパワー値、12カ所の計測ポイントの力の大きさと方向をリアルタイムで表示・記録する。

記録したデータは、レースやトレーニング後、Web解析サービス「シクロスフィア」にアップロードすることが可能だ。

ANT+対応の他社製サイクルコンピューターでも、ペダリングモニターセンサー・シングルタイプを高精度のパワーメーターとして使用できる。「SGX-CA500」と組み合わせることで、ペダリング効率などのデータを計測・表示し、片脚のペダリングスキルを可視化できるため、ユーザーの課題発見につながるトレーニングを行える。対となるペダリングモニターセンサー・シングルタイプを追加で購入することで、トレーニングのステップアップも可能となる。

現在、ペダリングモニターセンサー「SGY-PM910H」とサイクルコンピューター「SGX-CA500」のユーサー向けに、「SGY-PM910H2」同等機能のソフトウェアにバージョンアップする。バージョンアップはサイクルコンピューター「SGX-CA500」を使用して行う。アップデートは8月の予定。

《レスポンス編集部》

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