ヤマトのクロネコDM便、メール便実績を下回るスタートに

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ヤマト運輸は11日、今年4月の小口貨物取扱実績を公表した。4月1日から始まった「クロネコDM便」初の取扱実績がわかった。

同月の小口貨物取扱実績は、「宅急便コンパクト」と「ネコポス」の新サイズを加えた宅急便では1億2591万6979個、対前年比105%の増加だった。

クロネコDM便は1億2704万7275冊だった。

同社は「メール便とDM便はまったく別の商品」(広報課)と位置づけているため、メール便との前年比較は発表しなかったが、前年同月のメール便取扱実績は1億5258万0452冊。単純比較では17%程度減少したことになる。

DM便はメール便で発生した信書問題を回避するため、発送契約を事業者に限っている。一般利用者も発送が可能だったメール便より減少することは織り込み済みだったが、同社はメール便における個人利用は10%程度と説明していた。

「切り替えの部分で、利用を控えている荷主様がいることも確か」(同上)

ただ、DM便のスタートと共に、同社はメール便とは違った新価格を提示して契約の切り替えに臨んでいるため、取扱実績の減少が収益改善につながっているという見方もある。

《中島みなみ》

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