グーグル自動運転車の公道事故、過去6年で11件…原因は

自動車 ビジネス 企業動向
グーグルがロボットカーのテスト車として導入したレクサスRXのハイブリッド、RX450h
グーグルがロボットカーのテスト車として導入したレクサスRXのハイブリッド、RX450h 全 2 枚 拡大写真

グーグル(Google)が、早期の実用化を目指して、試験走行に取り組んでいる自動運転車(ロボットカー)。そのテストカーが、公道を走行中、事故に巻き込まれていたことが分かった。

これは、米国カリフォルニア州のDMV(車両管理局)が明らかにしたもの。「過去8か月間、自動運転車が公道試験中、4件の事故が発生。このうち、3件がグーグルの車両」とのデータを発表している。

カリフォルニア州のDMVが、グーグル、メルセデスベンツ、フォルクスワーゲン(テスト車両はアウディ)の3社に、自動運転車の公道テストを認可したのは、2014年9月。以降、2015年4月末までの8か月間に、グーグルに関しては、3件の事故が発生したことになる。

これを受けて、グーグルは5月11日、自動運転車プロジェクトの責任者、クリス・アームソン氏が、『Backchannel』のブログに寄稿。「自動運転車が公道テスト中、過去6年で、11件の事故が発生した」と認めている。

ただし、クリス・アームソン氏によると、11件の事故は全て、グーグルのテストカー側に非はなかったという。事故のうちの7件は、追突事故。赤信号で停車中、他車に追突されたケースが大半だという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る