トヨタ紡織とアイシン精機、シロキ工業の3社は5月13日、シート骨格機構部品事業の集約について、事業譲渡契約を締結したと発表した。
アイシン精機は昨年12月、シロキ工業を完全子会社化して経営統合することで基本合意。両社のシート骨格機構部品事業について、トヨタ紡織に譲渡することで交渉を進めていた。
今回の事業譲渡契約により、アイシン精機、シロキ工業が保有するトヨタ自動車またはトヨタ紡織に供給しているシート骨格機構部品の開発・生産機能をトヨタ紡織に順次移管する。
今後、トヨタ紡織内にシート開発と連携したシート骨格専門の開発体制を構築するとともに、グローバルで開発から生産までの一貫体制が整える。
なお、円滑に事業移管を進めるため、当面、トヨタ紡織からアイシン精機、シロキ工業へ生産委託し、両社での生産を継続する。