ケーヒン、ダウンサイズ直噴ターボエンジン用システム製品を開発…ステップワゴン に採用

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ホンダ ステップワゴン 新型
ホンダ ステップワゴン 新型 全 3 枚 拡大写真

ケーヒンは5月13日、ダウンサイジング直噴ターボエンジンに適したインジェクター、電子制御ユニット、電子制御スロットルボディ、インテークマニホールドから構成されるシステム製品を開発、量産を開始したと発表した。

直噴エンジン対応インジェクターは、ターボチャージャーによるエンジンの高出力化に伴う大流量ニーズに対応するため、構成部品をさらに高精度化。応答性の向上による流量レンジの拡大を達成した。

電子制御ユニットは、放熱の問題を解消するため、直噴制御回路の消費電力を40%抑える回路設計と、効率的に放熱できる筐体設計への変更、さらに構成部品の見直しにより部品点数を10%削減。2012年に開発した従来製品に比べて、10%の小型化と25%の軽量化を実現した。

電子制御スロットルボディは、圧縮空気をインテークマニホールドに送り込むため、構成部品を高精度化。高過給圧への耐久性と気密性を向上させた。

インテークマニホールドは、構造解析により軽量化と高剛性化を両立させ高過給圧への耐久性と気密性を向上。さらに、ターボエンジンに対応して吸気管を最適化することで、吸気効率の向上と燃焼室への最適な空気分配を実現しつつ、エンジンの省スペース化にも貢献する。

なお、これらのシステムは、ホンダの新型『ステップワゴン』に搭載されており、今後も幅広い車種への展開を図っていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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