沖縄自動車道にアプローチするモノレール…延伸区間に姿を現した橋脚や駅

鉄道 企業動向
前田トンネルの上を越えるモノレール用橋脚(G地点)
前田トンネルの上を越えるモノレール用橋脚(G地点) 全 28 枚 拡大写真

那覇空港~首里間(那覇市)を結ぶ沖縄都市モノレール線(ゆいレール)では、てだこ浦西駅(浦添市)までの延伸工事が行われている。約4kmの延伸ルート上には、石嶺・経塚・浦添前田の中間駅や、ゆいレール初となるトンネルが設置される。

ルートは首里駅から汀良交差点や首里郵便局、石嶺交差点、沖縄国際センター西側、浦添警察署前、浦添市消防本部を経て、沖縄自動車道の幸地バスストップにほど近い、てだこ浦西駅に至る道のり。そのほとんどは既存道路に沿っているが、一部に丘陵地帯を上から越える区間や、地下トンネル区間が存在する。

石嶺交差点の北側や、沖縄国際センターの西側には丘陵地帯が広がり、付近には背の高い橋脚が建っていた。また、浦添市消防本部付近からてだこ浦西駅に至るライン上で、モノレールはいったん地中へともぐる地下トンネル区間ができる予定だが、いまのところその進ちょくは見られない。

沖縄県などは、市街地をモノレールで、沖縄の南北を高速バスやレンタカーなどでアクセスする「パーク&モノライド」を推し進めており、てだこ浦西駅周辺に沖縄自動車道のスマート・インターチェンジ(スマートIC)や高速バスターミナル、パーク&モノライド駐車場などを整備する構想もある。ゆいレールの延伸区間が完成し、てだこ浦西駅周辺の開発も進めば、同駅は沖縄本島を南北に結ぶ“沖縄の背骨”沖縄自動車道と、那覇市の中心市街地を貫くゆいレールの乗換え拠点となる。

《レスポンス編集部》

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