東急電鉄、6ドア車の4ドア車置換えやホームドア設置など推進…2015年度投資計画
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安全対策では、田園都市線の6ドア車45両の4ドア車への置き換えを開始。従来のホームドア設置計画を10年以上前倒しし、2020年を目標に東横線・田園都市線・大井町線の全64駅にホームドアを設置する。
本年度は東横線の菊名駅や大井町線の溝の口駅など10駅でホームドアの設置工事に着手。輸送障害の8割を占める列車との接触事故の防止を図る。このほか、踏切の安全対策として緑が丘~自由が丘間など15カ所に3D式障害物検知装置を設置する。
駅施設の更新工事なども推進する。菊名駅や五反田駅などで改良工事を行うほか、あざみ野駅などでホーム上屋の施設更新工事を実施。降雪などの異常気象を考慮し、ホーム屋根の補強工事を順次進める。駅構内の案内表示の増設や、エレベーター・エスカレーターの新設・増設など利便性向上対策も推進する。
《レスポンス編集部》