【ニュル24時間 2015】ポルシェ、新型GT3マシン『911 GT3R』を初公開…GTレース界 再席巻なるか?

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ニュル24時間の会場で発表された新型『911 GT3R』
ニュル24時間の会場で発表された新型『911 GT3R』 全 15 枚 拡大写真
ポルシェは、ニュルブルクリンク24時間レースの会場で、新型のFIA-GT3規定のマシン『911 GT3R』を初公開した。

発表会には開発ドライバーを担当したヨルグ・ベルグマイスターとパトリック・ピレらが登場。集まった関係者や報道陣の前でアンベールが行われた。

これまでのGT3マシンとは異なり、徹底的に軽量化にこだわっており、フロントウインドウを含め全ての窓ガラスはポリカーボネート製。さらにダウンフォースの向上やブレーキ面も大幅に強化。外観ではリアウイングも大型化しており、全体的なシルエットは現在実戦で活躍しているモデルと比べても迫力のある印象だ。

エンジンは4.0リットル水平対向6気筒エンジンで再在出力は500hp以上。台頭してきているライバルを意識し、対抗できる1台に仕上がっている。

現在はニュル24時間をはじめ、日本のSUPER GTなど世界中のレースで使用されているFIA-GT3規格のマシン。ポルシェはGT3規格が設けられる前から世界中のGTカーレースに登場し、強さを誇っていた。現在は同国のメルセデス、BMW、アウディが活躍し参戦台数も減少傾向、SUPER GTでも参戦しているのは1台のみとなってしまっている。この新型『911 GT3R』で、年々レベルが向上するGT3界を席巻できるか注目だ。

《吉田 知弘》

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