タイ航空、1-3月期は黒字転換…燃料安と旅客数回復で改革実る

航空 企業動向

【タイ】タイ国際航空は1―3月期に45・4億バーツの最終利益を計上し、前年同期の26・3億バーツの赤字から黒字転換した。売上高は前年同期比3・4%増の512・2億バーツだった。

 昨年1―3月にバンコクでの大規模反政府デモで旅行者数が減少した反動で、今年1―3月の旅客数は17%増の562万人に回復した。搭乗率は75・4%(前年同期70・1%)だった。

 一方、燃料価格の低下でコストが60・2億バーツ減少。航空機の減損損失118億バーツを為替差益96・5億バーツでほぼカバーした。

 3月末の負債総額は2463・2億バーツだった。

 タイ航空は2013年に120・5億バーツ、2014年に156・1億バーツの最終赤字を出し、昨年12月に就任したジャラムポン社長の下、不採算路線からの撤退、運航機数の削減といった「止血」策を進めている。

タイ航空、1―3月黒字転換 燃料安と旅客数回復で

《newsclip》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る