FGVとオランダの研究所、共同で燃料ペレット製造へ

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア クアラルンプール
マレーシア クアラルンプール 全 1 枚 拡大写真

フェルダ・グローバル・ベンチャーズ・ホールディングス(FGV)は、オランダのエネルギー研究所(ECN)との間で高品質の燃料ペレットの製造で提携するための契約を締結した。

共同で18カ月間に渡り研究・開発(R&D)プログラムを実施する。TORWASH技術を使って燃料ペレットを製造する計画だ。アブラヤシの空果房(EFB)から燃料ペレットを製造し、石炭火力発電所で燃料として使用する。

プログラムの結果作り出された知的財産(IP)は、FGVとECNが共同で所有することになる。パハン州テカムにあるFGVの研究所の中にプラントを設立する。

TORWASH技術を利用することで、ペレット工場1カ所につき1,000万リンギの年間売り上げを上げることができると見込まれている。FGVは持続可能で利益を生み出すことができるバイオマス製品の開発に注力する計画だ。燃料ペレットは韓国や日本市場への輸出も検討している。

ECNによると、再生可能エネルギー産業の昨年の売り上げは3,000億米ドルとなっており、2004年の400億米ドルから大幅に増加しており、今後も成長が見込まれている。
(ベルナマ通信、5月16日)

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
  6. 「欧州のカローラになりそう」ルノーの最新ハイブリッドコンパクトに日本のファンも熱視線!
  7. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  8. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  9. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  10. 中古車の『ヴォクシー』『ノア』をトヨタがカスタム、「URBANATURE」シリーズ初出展へ…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る