JR東日本、新潟・秋田地区に電気式の新型気動車を導入へ

鉄道 企業動向
JR東日本は新潟・秋田地区の一部の路線(赤)に新型の電気式気動車を導入すると発表。2017年度から2020年度にかけて63両を投入する。
JR東日本は新潟・秋田地区の一部の路線(赤)に新型の電気式気動車を導入すると発表。2017年度から2020年度にかけて63両を投入する。 全 1 枚 拡大写真

JR東日本は5月19日、新潟・秋田地区に新型の気動車を導入すると発表した。2017年度から2020年度にかけて、計63両を投入する。

発表によると、新型気動車はディーゼルエンジン発電機で発電した電力により、走行用モーターを動かす電気式を採用。電車などで培ってきた技術の採用や共通化により「安全安定輸送と質の高いサービス」を提供するという。

1両運転に対応した19両と、2両編成22本を新造し、羽越本線新津~酒田間、信越本線新津~新潟間、米坂線、磐越西線会津若松~新津間、津軽線、五能線、奥羽本線の秋田~東能代間と弘前~青森間で運用する。2017年度から2019年度にかけて新潟地区に投入し、2020年度には秋田地区に投入される予定だ。

八戸線に導入される予定の新型気動車と同様、公募調達が実施される。申込み期限は7月24日16時(日本時間)。JR東日本は今後、今回の63両を含む約150~250両の新型電気式気動車を新造し、既存の気動車を置き換える予定としている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 史上最強のVW『ゴルフGTI』、6月20日デビューを予告
  4. 「パジェロですか?」三菱が初公開した次世代SUVに熱視線! SNSでは日本導入を求める声
  5. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る