アルマ望遠鏡の観測で誕生前と見られる球状星団の天体を発見

宇宙 科学
ハッブル宇宙望遠鏡が可視光で観測した触角銀河(上)と、アルマ望遠鏡が観測した分子雲(中央右)
ハッブル宇宙望遠鏡が可視光で観測した触角銀河(上)と、アルマ望遠鏡が観測した分子雲(中央右) 全 1 枚 拡大写真

国立天文台は、アルマ望遠鏡によって、誕生しようとしている、球状星団の可能性のある天体が発見されたと発表した。

今回、初めて発見したのは、大質量で密度が高いものの、星が形成されていない分子の雲。

年老いた星が最大で100万個程度集まって形作られる球状星団は、宇宙で最も古い天体の一つ。多くの銀河の内部や周辺部で多く見られるものの、生まれたばかりの球状星団は非常にまれで、球状星団がどのように作られるのか解明されていない。

研究者たちがユーモアを込めて「爆竹分子雲」と呼んでいるこの天体は、地球から約7000万光年離れた触角銀河の中に位置する。衝突しつつある2つの銀河が作り出す潮汐力によって、激しく星が生み出されており、そうした星形成の多くは、高密度ガスの雲の内部で進行する。

今回アルマ望遠鏡によって、星が環境を変えてしまう前の原始的な高密度巨大ガス雲が発見された。これによって、多くの球状星団が形成される条件についての知見が得られたとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『エスティマ』が“走りのミニバン”として復活か…アルファードと棲み分けは
  2. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  3. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  4. トヨタ『アクア』、一部改良…「GR SPORT」グレード追加
  5. ローソン1泊2500円の「車中泊サービス」、今年度内70店舗に拡大へ[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. 超高硬度クロムめっき、EV・半導体部品の長寿命化に貢献…大型量産設備をサン工業が稼働 
  3. 3000アンペアの急速充電に世界初成功、電動トラックの未来を切り開く…MAN
  4. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  5. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
ランキングをもっと見る