ホンダ、FCV技術などで自動車技術会賞 5件を受賞

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ホンダ FCV コンセプト(参考画像)
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ホンダは、「第64回 自動車技術会賞」において、同社技術者が「技術貢献賞」「浅原賞学術奨励賞」「論文賞」「技術開発賞」の各賞において計5件を受賞したと発表した。

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技術貢献賞の受賞テーマは、「燃料電池自動車および水素製造技術の進歩・発展への貢献」。受賞者は、2008年に世界に先がけてセダン型燃料電池自動車(FCV)を発表。さらに、天然ガス改質型の小型水素製造システムや、太陽光発電を利用した完全CO2フリーの高圧水電解型小型水素充填装置など、水素の製造技術開発も主導した。

浅原賞学術奨励賞の受賞テーマは「Numerical Modeling Study of Diesel Exhaust Catalyst on Various Precious Metals」。排気浄化触媒の開発で、貴金属担持量による触媒性能への影響を推定するため、貴金属担持量と反応サイト数の関係を表す貴金属モデルを構築した。

論文賞の受賞テーマは、「移動境界法CFDを用いた逆止弁自励振動メカニズム解析」。車両燃料ポンプから発生する騒音・振動の原因解明を実験的に行い、ポンプ逆止弁自励振動に起因することを特定した。

そのほかホンダは、「燃料電池車向けスマート水素ステーションに適用可能な差圧式高圧水電解システム技術の開発」と、「電動サーボブレーキシステムの開発」の2件で、技術開発賞を受賞した。

《纐纈敏也@DAYS》

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