フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは5月13日、オーストリアで開幕した「GTIミーティング・アット・ヴェルターゼー」において、コンセプトカーの『ファビアR5コンビ』の実車を初公開した。
GTIミーティング・アット・ヴェルターゼーは、今年で34回目。欧州最大規模のフォルクスワーゲングループのファン感謝イベント。フォルクスワーゲングループから、フォルクスワーゲン、アウディ、セアト、シュコダなどの各ブランドが参加。オーストリアの会場には、欧州から多くのファンが集まり、盛り上がりを見せる。
ファビアR5コンビは、シュコダの主力コンパクトカー、『ファビア』のワゴン、『ファビア コンビ』がベース。ファビアには、実際にラリーに参戦する車両として、『ファビアR5』がある。そのワゴン版を提示したのが、ファビアR5コンビ。
外観は、グリーンを基調に、ホワイトとブラックのストライプを添えた。大型ルーフスポイラーや専用バンパー、各種エアインテークは、ラリーカーの機能性を追求した結果。リアは、大型バンパーやセンター出しのエグゾーストが目を引く。
シュコダは、「ファビアR5コンビをサプライズなモデルとして製作した」とコメントしている。