米国の自動車最大手、GMは5月21日、米国ケンタッキー州のボーリンググリーン工場に、4億3900万ドル(約530億円)を投資すると発表した。
ボーリンググリーン工場は、米国を代表するスポーツカー、シボレー『コルベット』の生産拠点。今回の投資は、ボーリンググリーン工場に、新たな塗装工程を建設するために行われる。
建設工事は今夏、開始される予定。2年後の完成を見込む。GMによると、工事期間中、コルベットの生産に影響は出ないという。
また、新たな塗装工程は、環境に配慮した最新の施設になる。生産効率も引き上げられ、150名の雇用も維持される。
GMの北米生産担当、アルビン・ジョーンズ氏は、「この技術的な投資により、スポーツカーの顧客の期待を上回り続けることが可能になる」と語っている。