【EDIX15】“脱PC”化進む教育現場…大型モニターとタブレットを連携

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カメラ映像を利用した校内放送も可能
カメラ映像を利用した校内放送も可能 全 7 枚 拡大写真

 富士ソフトは、5月20日に開幕した第6回教育ITソリューションEXPO(通称EDIX)で、パソコンを必要としない総合教育ソリューション「みらいスクールステーション」を展示している。同ブースでは、体験授業も行われている。

 「みらいスクールステーション」の特徴は、パソコンや大がかりな設備に頼ることのない操作環境にあるという。大型モニターと情報の受送信を担う「メディアボックス」があれば利用でき、無線LANやタブレットを用意することで授業の幅を拡張することも可能だ。

 体験授業では、同ソリューションを用いた算数と理科の授業を体験することができ、授業のようすのほか、実際に教師がどのように授業準備をするのかの、手順も見ることができる。

 教室の大型モニターに配信できる教材は、教師自身が作成した動画やPDF、写真のほか、一部のデジタル教科書にも対応。大型モニターを利用し、教材データを教室全員で視聴する「教材コンテンツ視聴」に対応するほか、生徒1人1台のタブレット端末を活用した「タブレット授業支援」で教師と生徒、双方向の授業のサポートも行う。

 同社は同ソリューションを2017年度末時点で累計1,000校に導入することを目標としており、現在は横浜市立中学校70%(全147校)、鎌倉市立小学校75%(全16校)、灘中学・高等学校、立命館中学校・高等学校などで導入の実績をもつという。

 ブース内で当日に予約すれば体験授業への参加が可能。EDIXは、5月22日まで東京ビッグサイトで開催される。

【EDIX2015】灘校や横浜市立中7割で導入、PC不要のICT活用授業…富士ソフト

《佐藤亜希》

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