【F1 モナコGP】伝統の市街地レースが開幕…初日トップはハミルトン、ホンダのアロンソも好位置

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伝統のモナコGPが開幕、初日トップはルイス・ハミルトン
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2015年のF1第6戦モナコGPが現地時間の21日に開幕。初日のフリー走行はルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムを記録した。

73回目を迎えた伝統のモナコ・グランプリ。通常、初日のフリー走行は現地時間の金曜日に行われるが、モナコGPは木曜日に行うのが伝統となっている。モナコ公国を一般道を使用したモンテカルロ市街地コースの舞台に20台のF1マシンが集結。ガードレール数cmまで攻める迫力の走行が初日から観られた。

午前中はドライコンディションで行われたが、午後のフリー走行2回目は雨が降りだしウエットコンディションに。異なるコンディションになりながらも前年王者のハミルトンのスピードは落ちることなく、両セッションでトップタイムを記録。特に午後は2番手の僚友ニコ・ロズベルグ(メルセデス)に対して0.7秒、3番手のセバスチャン・ベッテルに1.1秒もの大差をつけた。

他のコースではライバルを圧倒する速さをみせるハミルトンだが、モナコでは2008年以降勝利から遠ざかっており、ポディウムフィニッシュも過去8回中3回と半分以下の確率。予選ではモナコ2連勝中で前回スペインGPでも勝利したロズベルグの追い上げも予想され、これまでにないタイムアタック合戦に加え決勝での白熱したバトルが期待されている。

マクラーレン・ホンダ勢はフリー走行2回目でフェルナンド・アロンソが1分18秒906で8番手。ジェンソン・バトンは15番手だったが中段グループのライバルとはタイムも接近しており、今回も予選Q2、そして初のQ3進出も狙えそうな勢いだ。

2015 F1モナコGP フリー走行2回目結果
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分17秒192
2.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分17秒932
3.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分18秒295
4.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分18秒543
5.ダニール・クビアト(レッドブル)1分18秒548
6.カルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)1分18秒659
7.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分18秒782
8.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)1分18秒906
9.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)1分19秒151
10.ロマン・グロージャン(ロータス)1分19秒266


15.ジェンソン・バトン(マクラーレン)1分19秒606

《吉田 知弘》

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