【マツダ ロードスター 新型発表】小飼社長、世界のスポーツカー市場「2017年には70万台に増加」

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「ロードスター」と小飼雅道社長
「ロードスター」と小飼雅道社長 全 6 枚 拡大写真

マツダは5月20日、スポーツカー『ロードスター』の発表会を開催した。その会見の席上、小飼雅道社長はロードスターのようなスポーツカー市場がこれから世界で拡大していくとの見通しを示した。

スポーツカー市場はSUVなどの使い勝手のいい車に押され、1990年代から世界的に市場が縮小。それが「2008~2009年を境に上昇傾向に転じ、14年には40万台レベルにまで回復した。17年には70万台まで需要が増加する」と小飼社長。

そんな見通しに対して、小飼社長はさらに「われわれのロードスターはその需要を喚起する車という考えを持って取り組んでいきたい」と熱く語っていた。ただ、販売増のための秘策はないそうで、「まずはわれわれの商品力を訴求して、お客様に認めてもらう」とのことだ。そのために、客と徹底したコミュニケーションを行っていく方針だという。

すでにその種の催しは何度も開催され、大きな反響を呼んでいる。今後も継続的に開いていく予定で、テストコースでのファンミーティングも計画されている。ロードスターはマツダの象徴であると同時に、スポーツカー市場を支えてきたという歴史がある。それだけに、小飼社長も今回のロードスターにかける思いは強い。

《山田清志》

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