【人とくるまのテクノロジー展15】アラダ・システムズ社長「コネクテッドカーの取り組み、日本は遅れている」

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アラダ・システムズのプラビーン・シン社長
アラダ・システムズのプラビーン・シン社長 全 1 枚 拡大写真

「日本はコネクテッドカーに関する取り組みが遅れている」。こう警鐘を鳴らすのは加アラダ・システムズのプラビーン・シン社長だ。

シン社長はインテルをはじめ、いくつかのIT関連企業を経て、16年前にアラダ・システムズを設立した。以来、同社はDSRC(専用狭域通信)を使用したV2Xソリューションを開発し続け、コネクテッドカー技術をリードしてきた。文字通り、この世界では知る人ぞ知る人物と言っていい。

そのシン社長が、この分野で最も進んでいると上げる国が米国だ。なにしろ、米国議会に提出された新しい法案で、ドライバーの安全と燃料効率を最大化するために、現在の自動車安全対策のなかにV2X技術の車への搭載を将来義務づけているからだ。そして、多くの自動車メーカーがV2Xのロードマップ作業を開始しているという。また、欧州についても、最近、国を挙げてコネクテッドカーの取り組みを強化しているとのことだ。

それに比べて、日本はというのである。その裏には、個別の企業ではそれぞれ研究開発を進めているもの、国全体の動きが遅いというのがあるのかもしれない。「この世界は、自動車メーカーだけでなく、セミコンメーカー、ティア1サプライヤー、OEMメーカー、そして地方自治体や行政などが一緒になってビジネスを展開することが重要なんです」とシン社長は話し、2020年の東京オリンピックに向けた動きを非常に注目しているそうだ。

隣の国の韓国では、2018年の平昌オリンピックに向け、同社のコネクテッドカー技術を盛り込んだ準備が進んでおり、ソウルから平昌まで渋滞や事故なく行けるようになるという。「話はまだ来ていませんが、東京オリンピックでも協力できることがあれば協力したい」とシン社長は話していた。

《山田清志》

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