【鈴鹿 サウンド・オブ・エンジン】日本版“グッドウッド”、初開催で3万3000人が熱狂

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
マツダ『787B』などの往年のレースカーがサーキットを疾走
マツダ『787B』などの往年のレースカーがサーキットを疾走 全 27 枚 拡大写真

5月24日から25日にかけて、三重県の鈴鹿サーキットで「鈴鹿サウンド・オブ・エンジン」が開催された。往年のドライバーやライダー、マシンが一堂に集結し、2日間で集まった約3万3000人の観客が熱狂した。

世界を見渡すと、イギリスの「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」やアメリカの「モンテレー・ヒストリックカーレース&ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」など、様々なモータースポーツやクラシックカーイベントが数多く開催されており、イベント時には往年のレースマシンやクラシックカーが数多く展示され、新車発表の舞台にも選ばれるなど毎年多くのファンや関係者に注目されている。

鈴鹿サーキットは2012年で会場50周年を迎え、これまで幾多の名勝負が繰り広げられてきた。今回のイベントでは「鈴鹿アタックラップ&ハイスピード」と称し、日本勢として唯一、ルマン24時間耐久レースで総合優勝を達成したマツダ『787B』や、1988年のWGP鈴鹿GPでデビューウィンを飾ったスズキ『RGV-Γ』などの往年のレースカーから、ケーニグセグ『One:1』などの最新のスーパーカーまでもがサーキットを疾走。GPスクエアでは、車両の美しさを競う「コンクール・デレガンス」も開かれた。

パドック裏では、ホンダ『S600』や67年式のフォード『マスタング』などの名車を展示する「タイムトラベル・パーキング」が設置され、懐かしの旧車を前に多くの人で賑わっていた。

今後、鈴鹿サーキットでは、日本のモータースポーツの”聖地”としてサウンド・オブ・エンジンを歴史と実績のあるイベントに育て、グッドウッドやペブルビーチに肩を並べることを目指し、アジア最大のモータースポーツ・フェスティバルとなることを目標にしていくという。

《橋本 隆志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る