KDDI、「免許不要で利用できる帯域」に注目…新通信方式を研究中

エンターテインメント 話題
既存方式との比較
既存方式との比較 全 2 枚 拡大写真

 KDDI研究所は25日、60GHz帯とLTEが協調動作してデータを転送する新しい通信方式を開発したことを発表した。60GHz帯は、世界中で免許不要で利用できる帯域として割り当てられているが、遠くまで電波が届きにくく、移動通信サービスには不向きとされていた。

 今回、60GHz帯通信とLTEを協調させ、実際にAndroid搭載端末上で動作させることに成功した。これにより60GHz帯とLTEをユーザーが意識することなく利用でき、LTEネットワークの混雑を避け、快適なネットワーク利用が可能とのこと。検証試験では、LTEのみを使った場合と比較して5分の1以下の時間でコンテンツのダウンロードが可能だったという。

 具体的には、LTEエリアであらかじめユーザーが到達するであろう60GHz帯エリアを予測し、必要なコンテンツを先回りダウンロードさせる技術、CCN(Content Centric Networking)技術により、協調動作を実現。新プロトコルを設計し、Linux OSならびにAndroid OS上に実装した。

「LTE」と「免許不要で利用できる帯域」を協調させる新通信方式、KDDI研が開発

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る