三菱ふそう、インド南部にバス工場を新設「世界2位のバス市場に革命」

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DICVのオラガダム工場内に新たに開設したバス生産工場
DICVのオラガダム工場内に新たに開設したバス生産工場 全 10 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、インド・チェンナイにあるダイムラー・インディア・コマーシャル・ビークル(DICV)のオラガダム工場内に、新たにバス生産工場を開設した。

MFTBCは、ダイムラー・トラック・アジア部門(DTA)としてDICVと共同で製品開発、生産、輸出、購買などを行っている。今回、世界第2位のバス市場であるインドに約5000万ユーロを投資しバス生産工場を建設することで、2020年までにDTAとして世界販売台数29万台達成への基盤を確立する狙いがある。

バスプラントの開所式において、ダイムラー社バス部門総責任者のヘルムート・シック氏は「工場のオープンはDICVにとって大きな一歩。まさにダイムラー・バスにとっての土台となる工場で、グローバルマーケットでさらなるポジションアップに繋がるだろう」と挨拶。

ダイムラー・バス・インディアの責任者マーカス・フィリンガー氏は「この工場では、ボディ作りからテスト、組み立てまで一貫して行うことができ、当社の誇る信頼性と安全性をインドのマーケットに提供する。ここで作られるバスは、インドの為に初めてインドで作られたバスになる。インドのバスマーケットに革命をもたらす」と力強く述べた。

生産を担当するライトバス社社長・CEOのマーク・ナダー氏は「当社のスピーディさや品質がダイムラーに高く評価され今回のパートナーシップにつながった。ビジネスを拡大する上でダイムラーはパーフェクトな組み合わせ。ダイムラー社と組むことができ非常に光栄だ」と話した。

《橋本 隆志》

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