JR西日本『トワイライトエクスプレス』団体列車、夏は山陰や九州へ

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夏季の『特別なトワイライトエクスプレス』は現在の山陽コースに加え、山陰コースも設定。7月には大分DC開催にあわせ九州にも乗り入れる。
夏季の『特別なトワイライトエクスプレス』は現在の山陽コースに加え、山陰コースも設定。7月には大分DC開催にあわせ九州にも乗り入れる。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は5月28日、『トワイライトエクスプレス』用客車を使用して運転する団体臨時列車『特別なトワイライトエクスプレス』の夏季運転計画を発表した。JTBや日本旅行などが主催するツアーの専用列車として、現在の山陽コースのほか山陰コースも設定される。

山陽コースは、大阪発が7月11・18日、下関発が7月13・20日の運転。運行区間と運行時刻は大阪9時50分発~下関14時45分着と下関10時37分発~京都17時43分着で、いずれも琵琶湖一周が含まれている。

山陰コースの運転日は、大阪発が7月25日、8月1・22・29日、9月5・19日、下関発が7月27日、8月3・24・31日、9月7・21日。運行時刻は大阪10時05分発~下関14時50分着と下関10時37分発~大阪15時49分着で、いずれも伯備線と山陰本線を経由する。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で話題となっている山口県萩市内の山陰本線東萩駅では3~4時間程度停車し、観光時間が設けられる。

編成は8両で、1~4号車がA寝台個室「スイート」「ロイヤル」。このうち1号車の「スイート」は展望室付き、2~4号車は車両中央部に「スイート」を設けたタイプになる。それ以外の車両は5号車がサロンカー、6号車が食堂車で、7号車の車両は乗務員室などに充てる。8両目は電源車になる。1号車は山陽コースが大阪向き、山陰コースが下関向きとなる。

このほか、7月から9月まで開催される大型観光キャンペーン「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン(大分DC)」にあわせ、『特別なトワイライトエクスプレス』を大阪~大分間で運行する。運行日は下り大阪発が7月5日、上り大分発が7月7日で、運行時刻は下りが大阪10時05分発~大分翌15時26分着、上りが大分9時23分発~大阪翌14時05分着になる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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