カンタス航空は、8月1日から羽田-シドニー間と成田-ブリスベン間に直行便を毎日就航させると発表。シドニー便(QF25・26便)をB747-400、ブリスベン便(QF61・62便)をA330-300で運航し、現状の成田-シドニー間1便から、毎日2便態勢にする。
B747-400による羽田-シドニー間は、3つのクラス(ビジネス、プレミアム・エコノミー、エコノミー)で運航。ビジネスクラスでは、お好みに合わせて調整できるシート「スカイベッド」にマットレスを敷き、羽毛布団がセットされる。
A330による成田-ブリスベン間は、2クラス(ビジネス、エコノミー)。同社が保有するA330型機を順次リニューアルし、ビジネスクラスではマットレスを装着して、シートをリクライニングさせたまま離着陸ができるビジネススイートを設定する。
同社は、A330-300型(10機)とA330-200型(20機)の客室リニューアルを実施中で、ビジネスクラスにはフルフラットベッドが、エコノミークラスには刷新された機内エンターテイメントが順次設置される。このフルフラットベッドの座席は、1-2-1列配置により、すべての通路に面し、プライベート空間を確保できるつくりとした。
また、3月から同社は国際線のエコノミークラスの機内食も刷新。ボリュームを50%増量し、選べるメニューを従来の2種類から「ヘルシーオプション」「なじみのあるお食事」「路線の特徴を生かしたメニュー」の3種類に拡大。離陸直後には、豪州の老舗飲料メーカーであるBickford 社がカンタス向けに開発したウェルカムドリンク(レモンとエルダーフラワー味、ピンクグレープフルーツ味)を用意する。