新型 ロードスター も44台登場、軽井沢で国内最大級のファンイベント開催

自動車 ビジネス 国内マーケット
発売直後のND型ロードスターも数多く参加した「ロードスター軽井沢ミーティング2015」
発売直後のND型ロードスターも数多く参加した「ロードスター軽井沢ミーティング2015」 全 29 枚 拡大写真
「ロードスター軽井沢ミーティング2015」が軽井沢の特設会場にて5月30日・31日にかけて開催された。93年の初回から、今回で22回目を数える、国内最大級のマツダ『ロードスター』のファンミーティングだ。

このイベントは、企画から当日の駐車場の案内まで、すべてボランティアの手によって賄われているのが特徴だ。スタッフも参加費を払っている。「ロードスターが好き」というのが働く理由という、まさにファンによる手作りのイベントである。

30日の初日には、コマ地図ラリーとロードスターのNDコンセプトプレゼンテーション、そして夜のウェルカムパーティを開催。パーティには200名ほどが参加した。マツダからも、ロードスター開発の現役スタッフや、開発メンバーOB、広報、量産・流通といったメンバーが約40名参加したのだ。

そして、31日はメイン・イベントとなるミーティングが行われた。朝8時のゲートオープンに向けて、続々とロードスターが集まってくる。会場周辺は、ロードスターによる渋滞が発生するほど。

今年は、ロードスターの10年ぶりとなる新型が5月21日に発売となったということもあって、例年以上の参加者があり、事前申し込みだけで1700人を突破。1100台用意された駐車場も事前申し込みの途中でいっぱいになるほどであった。

会場を訪れると、驚くのは21日に発売されたばかりの新型NDロードスターで参加するオーナーが意外なまでに多いことだ。オーナーに話を聞けば「29日の金曜日に納車されたばかり」という。「納車が間に合うかどうか、わからないので事前申し込みはせずに、当日券で参加している」とも。また、25ものロードスター専門ショップが参加したブースにも、さっそくカスタムされた新型NDロードスターの姿があり、ND用のエアロパーツや車高調、マフラーなどが並んでいたのは驚くばかりだ。

メインステージでは、山本修弘氏をはじめとするロードスター開発スタッフによるトークショーや、チャリティオークション、子供によるペダルカーレースが行われた。

天候に恵まれたこともあり、最終的には過去最大となる参加者2154人、ロードスター参加台数1323台(主催者発表)を記録。NDロードスターも44台が駆けつけた。新型ロードスター発売という節目に相応しい、大賑わいのミーティングとなった。

《鈴木ケンイチ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  5. ブリッド、高級スウェード調生地採用の新型リクライニングシート「ガイアススリー・レイムス」発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る