クライスラー、タカタ製エアバッグのリコールが522万台に

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米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)は5月28日、タカタ製エアバッグの不具合により、全世界で追加リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。

今回の追加リコールは5月19日、タカタと米運輸省(NHTSA)が、タカタ製エアバッグの不具合により、米国でおよそ3400万台をリコールすることで合意したことを受けたもの。

このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合によるもの。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。これにより、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇。インフレータ容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがある。

今回、FCA USが追加リコールを発表したのは、運転席サイドエアバッグのインフレータと、助手席エアバッグのインフレータの2種類。運転席サイドエアバッグのインフレータの不具合によるリコールは、今回の追加分を合わせると、全世界で474万7202台に拡大した。

また、助手席エアバッグのインフレータの不具合によるリコールは、今回の追加分を含めると、北米中心に47万7142台へ広がる。

これで、FCA USのタカタ製エアバッグ関連の総リコール台数は、全世界でおよそ522万台に。なお同社は、「この不具合に起因した事故や負傷者の報告はない」と説明している。

《森脇稔》

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