地下鉄博物館、日比谷線車両の変遷たどる特別展…6月16日から

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日比谷線車両の特別展の案内。6月16日から8月2日まで地下鉄博物館で開催される。
日比谷線車両の特別展の案内。6月16日から8月2日まで地下鉄博物館で開催される。 全 3 枚 拡大写真

メトロ文化財団が運営する地下鉄博物館(東京都江戸川区、東西線葛西駅高架下)は、東京地下鉄(東京メトロ)日比谷線の特別展「日比谷線車両の技術変遷展~3000形車両から現在まで~」を開催する。

日比谷線は北千住(東京都足立区)~中目黒(目黒区)間20.3kmを結ぶ地下鉄。帝都高速度交通営団(営団地下鉄)時代の1961年3月28日に南千住~仲御徒町間が開業し、その後順次延伸されて1964年8月29日までに全通した。

営団地下鉄の路線としては初めて他の鉄道会社との相互直通運転も行われ、乗入れ先の東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)や東京急行電鉄(東急)の東横線(2013年に直通運転終了)にあわせ、2本のレール幅(軌間)は1067mmの狭軌に。線路上方の架線から集電装置(パンタグラフ)を使って直流1500Vの電気を取り入れる架空電車線方式が採用された。

1961年の開業時に導入されたのは3000形電車で、営団地下鉄の車両としては1067mm軌間と架空電車線方式を初めて採用。現在は1988年から導入された03系電車が使われているが、2016年度からは4年計画で新型車両が導入される予定だ。

特別展の開催期間は6月16日から8月2日まで。営団初の相互直通運転を行った日比谷線車両の各種技術や装置の変遷を取り上げ、3000形から03系に至るまでの経緯などを年表や写真パネルなどで紹介する。

地下鉄博物館は10時から17時まで開館し、毎週月曜日(月曜が休日になる場合はその翌日)は休館する。入場料は大人210円・子供100円。

《草町義和》

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