アグラ観光産業、タージマハールチケットの入場料引き上げ案に非難…インド

エマージング・マーケット インド・南アジア
インド(イメージ)
インド(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

アグラの観光産業は、観光庁が静かに企てるタージマハル入場料の引き上げ案に憤慨してる。

観光庁は入場チケットをインド国民価格10ルピーから40ルピーに、外国人価格を250ルピーから500ルピーに、税込価格で換算するとそれぞれ50ルピーと1000ルピーの値上げを思案、加えて2時間の滞在時間制限実施も計画している。

仮にこの案が成立すると、インド国民は50ルピー(内10ルピーはアグラ開発税)、外国人は1000ルピー(内500ルピーはアグラ開発税)を支払うこととなる。

タージマハルの管理をしているインド考古学調査研究所は、この値上げ案を認めておらず、滞在時間制限については話をすすめている。

観光局の代表は一方で「ここ3年間でアグラに訪れる観光客が減少しておりスランプに直面している。値上げは観光産業にさらに悪影響を及ぼし、今後もこのような動きに対抗していく」と話す。

観光機関のメンバーは、観光庁官マヘッシュ・シャルマ氏に現状説明を行う予定だと語る。

編集部

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  6. ルノー『エスパス』新型、200馬力フルハイブリッドを改良…燃料満タンで最大1100km走行可能に
  7. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  8. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  9. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  10. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る