米インテル、クリムでの事業を中国などに移管

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

米インテルは、ケダ州クリムで生産していた商品が成熟してきたため、クリムで行っていた事業を中国とベトナムに移管していると、5月28日付のザ・スターが報じた。

クリム工場は、1995年にマザーボードの生産やプロセッサー・パッケージの組み立てを行うため設立された。

情報筋によると、クリム工場ではデスクトップ・コンピュータ向けの成熟期製品の製造に関わっていた約600人を解雇し、労働コストの安い中国の成都とベトナムのホーチミンに生産を移管している。インテルはサーバー市場や家電製品のトレンドに合わせるためクリムに新たな技術を移管する。

インテルはクリム工場の他にペナン州にオフショア施設、バヤン・レパス工業団地内に組立及び試験施設を開設している。中でもバヤン・レパスの施設は世界的にも大きな規模の施設となっている。3拠点で累計で約8000人が雇用されている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  6. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  7. V3エンジンを電子加給! ホンダ『V3R 900 E-コンプレッサー』をEICMAで初公開、量産に向け開発中
  8. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  9. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  10. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る