トヨタ米国販売、0.3%減の24万台…15か月ぶりに減少 5月

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は6月2日、5月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は24万2579台。前年同月比は0.3%減と、15か月ぶりに前年実績を下回った。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、改良新型の2015年モデルが、4万3837台を販売。前年同月比は11.6%減と、3か月連続で減少した。2013年に新型を投入した『カローラ』は、0.4%増の3万6768台と、8か月連続で増加。『プリウス』は、27%減の1万9563台と、4か月連続で減少する。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、前年同月比22.8%増の2万8808台と、引き続き好調。中型SUVの『ハイランダー』は、25.2%増の1万5432台と3か月連続で前年実績を上回る。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、2.3%増の1万1650台と、2か月連続で増加。

レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比15.6%減の8000台と、3か月連続で減少。新型車の『NX』は、4014台を登録。『IS』は、1.3%減の4345台と、2か月ぶりに減少。『GS』は1884台を売り上げ、前年同月比は7.5%増と2か月連続のプラス。『CT』は、18.5%減の1436台と、2か月ぶりに減少する。

トヨタ自動車の2014年米国新車販売は、前年比6.2%増の237万3771台。2015年1-5月は、前年同期比6%増の102万1528台だった。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「トヨタブランドのピックアップトラック、SUV、ミニバンは5月の新記録。これが5月の20万台超えにつながった」と述べている。

《森脇稔》

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