1MDB問題、ムヒディン副首相の動向に注目 「ポスト・ナジブ」 に期待の声…マレーシア

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マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

巨額な債務を抱える1マレーシア・デベロップメント(1MDB)の再建問題をめぐり、先に批判的な発言を行ったムヒディン・ヤシン副首相が2日夜、休暇先の豪州から帰国。今後の動向に注目が集まっている。

1MDBを推進してきたナジブ・ラザク首相が5月29日に行われた閣議で、再建計画に不服な閣僚に対して辞任を公然と要求した。マハティール・モハメド元首相らナジブ氏に批判的な勢力からの攻撃が続く中、現職閣僚の忠誠心を試し、閣内の結束を固める狙いがあると受け止められている。

今後のナジブ政権の行方を占う上で重要なカギを握るムヒディン氏が到着したクアラルンプール新国際空港(KLIA)には、ムヒディン氏の動向に気をもむ50人あまりの支持者が出迎え、「ムヒディン氏を支援しよう、マレーシアを救え」などと、早くも「ポスト・ナジブ」を期待するシュプレヒコールをあげた。支持者の中には、与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)地区幹部も含まれていたという。
ムヒディン氏がKLIAに到着した同時刻、KL市内のホテルで閣僚を集めた1MDBに関するブリーフィングが行われた模様だが、出席した閣僚は会議の内容について堅く口を閉ざしている。

1MDB再建計画を巡っては、3つの条件付きで了承したヒシャムディン・フセイン内務相に一時辞任の噂が流れたが、本人が否定する一幕もあった。

伊藤 祐介

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