スウェーデンの商用車大手、ボルボグループ(乗用車のボルボカーズとは別会社)は6月4日、保有するインドのエイシャー・モーターズ(以下、エイシャー)の全株式を売却した、と発表した。
エイシャーは、インドに本拠を置く商用車大手。ボルボグループはインドにおいて、エイシャーとの折半出資による商用車製造の合弁会社、VECVを設立。VECVとは、ボルボ・エイシャー・コマーシャル・ビークルを意味する。
今回、ボルボグループは、保有するインドのエイシャーの全株式を売却したと発表。ボルボグループによると、この株式の売却後も、合弁会社のVECVの経営や事業に影響はないという。
また、株式の売却は、ボルボグループのキャッシュフローに好影響を与える見込み。ボルボグループは、「2015年第2四半期(4‐6月)の決算に、好影響を及ぼすだろう」とコメント。
なお、ボルボグループは現在、インド商用車市場において、第3位のシェアを占めている。