ヨコオ、LED用セラミック基板の新工場が完成…ヘッドライトや4k TVなどの需要に対応

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ヨコオ 先端デバイスセンター内の新工場棟(左)
ヨコオ 先端デバイスセンター内の新工場棟(左) 全 1 枚 拡大写真

ヨコオは、群馬県富岡市の「先端デバイスセンター」内に建設中だった「新工場棟」が完成、LED用セラミック(LTCC)基板の増産体制を整え、本格稼働を開始したと発表した。

現在、LEDの市場ニーズは拡大の一途を辿っており、従来は液晶テレビや室内照明等の出力の小さい製品向けが中心だったが、今後は4kテレビ、ヘッドライト等の車載用照明・屋外用照明・殺菌UV用等、より明るさが必要とされる高出力LEDの需要が見込まれている。同社では、今後の需要拡大に対応するため、「LED用LTCC基板」の増産を主目的とした「新工場棟」の建設を決定、推進してきた。

新工場棟の建屋面積は500平米で、投資金額は約2億円。今回の増産体制構築によって、「超薄型LTCC CSP基板」、「車載・バックライト・UV対応LTCC基板」を月産1億個生産できるようになった。

ヨコオでは、今後のさらなるLED用LTCC基板等の需要拡大に備えて、「先端デバイスセンター」に営業、技術、調達等すべての機能を集約配置する「LED統括部」を設置し、量産体制の強化を推進する計画だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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