【日産 NV200タクシー 発売】星野専務、東京五輪に向け「ワゴン型の市場は成長する」

自動車 ニューモデル 新型車
日産 NV200タクシー
日産 NV200タクシー 全 8 枚 拡大写真

日産自動車は6月8日、ワンボックスワゴン型のタクシー『NV200タクシー』の出発セレモニーを東京都港区の東京タワー下で開いた。米国のニューヨークやスペインのバルセロナなどで、すでに運用されている同社のグローバルタクシーの国内導入が始まった。

多目的商用車『NV200バネット』をベースに開発したもので、国内向けは1.6リットルのガソリンエンジンを搭載している。また、ガソリンとLPGの両方の燃料が使用できる「LPGバイフューエルシステム」搭載車も設定する。ワゴンならではの広い室内と荷室スペース、乗降性の良さなどが特徴で、観光客を念頭に大型のサンルーフ採用モデルも設定した。

セレモニーで、国内販売を担当する星野朝子専務執行役員は、「2020年の東京オリンピックとパラリンピックに向け、世界から東京に多くのお客様が来られる。大型トランクの大量搭載など、従来のセダン型タクシーでは実現できなかったことを可能にしており、このグローバルタクシーは大きなマーケットに成長する」と、期待を表明した。

同日は第1陣として東京都で登録された35台が集結し、都内の観光スポットを巡回した。日産は昨年秋までにセダンタイプの法人向けタクシーは生産を終了しており、今後はこのタイプに集中する。全国で年間1000台の販売を計画している。

《池原照雄》

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