キャンピングカー、約5割が「購入は正解」…日本RV協会調べ

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RVパーク 道の駅たかはた(参考画像)
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日本RV協会は6月8日、キャンピングカー購入による旅行時の経済活動や旅行形態の変化についての調査結果を発表した。

調査は4月18日から5月17日にかけて、約230名のキャンピングカーユーザーを対象に実施。まず、キャンピングカー購入前と後での出費の変化について尋ねたところ、49.4%のユーザーが、「キャンピングカー旅行で出費がかさんでも、ホテルや旅館の予約などに拘束されず、好きな時に好きな場所に出かけられるという心理的な余裕が生まれたため、出費は気にならない」と、購入は正解だと考えていることが判明した。

「宿泊代は軽減できても、キャンピングカーの購入費を考えると、まだまだトータルとしては出費の方が多い」という回答も21.7%の率を占めたが、「初期投資にお金がかかったが、宿泊代が軽減できるようになった」(5.1%)という回答も寄せられ、キャンピングカーの購入によって経済的負担が軽減されるか、負担が生じてもメリットの方を強く感じていることが分かった。

次に、実際に「キャンピングカーを購入して、以前よりも経済的な旅行ができると感じたのはどんなところか」と尋ねたところ、72.3%のユーザーが、「道の駅や高速道路のSA・PAで仮眠・休憩を取りながら移動するので、宿泊代がかからない」という点を挙げた。

また、「キャンピングカー旅行を始めるようになってから、お土産などを買う頻度が増えたか」との設問では、「お土産品などを買う頻度は、キャンピングカー旅行であってもなくても変わらない」(34.8%)という回答がトップとなった。ただし、「車内の冷蔵庫などを使えば、生ものなどの持ち帰りが可能になったので、鮮度を気にするような食品のお土産が増えた」(24.2%)など、キャンピングカーの機能的特徴を有効に活用して地元の土産物などを購入する機会が増えていることが分かった。

《纐纈敏也@DAYS》

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