ルノー、ボロレの小型EVを生産開始…仏工場

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オートリブに使われているボロレ「ブルーカー」
オートリブに使われているボロレ「ブルーカー」 全 4 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、ルノーグループは6月8日、ボロレのEV生産を、フランスのディエップ工場で開始すると発表した。

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ボロレは、欧州でEVのカーシェアリングサービスを手がける大手。同社は5年前から、フランス・パリ市内において、EVを使ったカーシェアリングの「オートリブ」を展開している。このオートリブには、イタリアのピニンファリーナが開発した小型EV、『ブルーカー』を使う。

ルノーとボロレは2013年9月、提携に向けた合意書に調印。2014年9月には、提携の具体的な内容を発表した。その主な内容は、イタリアでボロレが生産しているブルーカーの組み立てを、2015年6月から、ルノーのフランス工場に移管するというもの。

そして今回、ルノーはボロレのEV生産を、フランスのディエップ工場で開始すると発表。ルノーによると、EVの生産は同工場の従業員に良い影響を及ぼすとともに、同工場の能力やノウハウを、知らしめる機会になるという。

ディエップ工場は1969年に稼働。ルノーの小型車の小型車の組み立て工場で、『クリオ』(日本名:『ルーテシア』)の「RS200EDC」などを生産している。

《森脇稔》

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