フィンエアー拠点空港、一部アナウンスを中止…目的は待合エリアの快適性向上など

航空 企業動向
フィンエアーA321
フィンエアーA321 全 1 枚 拡大写真

フィンランドのフラッグキャリア、フィンエアーは6月10日、拠点のヘルシンキ空港における一部のアナウンスを中止すると発表した。

今月から中止となるのは、旅客ターミナルに流れるフライト情報と利用者へのアナウンス。ただし、緊急事態を知らせるアナウンス、出発ゲートとその付近でのアナウンスは継続となる。

新しい取り組みのスタートは、航空会社と空港による「静かな空港プロジェクト」と関連している。プロジェクトの目的は、待合エリアにおける快適性の向上、旅のストレスの軽減。目標はアナウンス減少により、ターミナル内の騒音を最小限に抑え、急かされる感覚を取り除くこと。

フィンエアーは利用者に対し、ターミナル内の発着案内表示板を確認、あるいはモバイル端末・PCを活用し、フライト予定や出発ゲートをチェックするように呼び掛けている。通常、搭乗は出発予定時刻の30~60分前から始まり、フィンエアーの場合、ゲートは出発15分前に閉鎖される。

《日下部みずき》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「めっちゃかっけぇ」日産『ティアナ』新型に反響続々! 最新コックピットに15スピーカー付きで約310万円の価格にも注目
  2. 「エスティマ難民」のあなたに? トヨタ『シエナ』2026年モデル発表…11月の新型車記事ベスト5
  3. ソニー・ホンダが発表予定の新コンセプトカーに「期待十分」の声、進化の早さに「想像以上」とも
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…11月掲載のリコール記事ランキング
  5. 「空調」がクルマを変える! カルソニックカンセイをルーツに持つ「ハイリマレリ」が巻き起こす“新風”…ジャパンモビリティショー2025PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る