【ルマン24時間 2015】日本で活躍中のドライバーも多数参戦…激戦のLMP2クラスも注目

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42号車ストラッカ・レーシング
42号車ストラッカ・レーシング 全 6 枚 拡大写真

まもなく決勝レースがスタートする2015ルマン24時間レース。プライベーターが主体となっているLMP2クラスには日本で活躍しているドライバーも多数参戦。こちらも注目が集まっている。

香港に本拠地を構えるKCMGは、日本ではスーパーフォーミュラ、全日本F3などにも参戦。同カテゴリーで腕を磨いたM・ホーソン、R・ブラッドレーも47号車のメンバーとして活躍中、昨年はトヨタ『TS040ハイブリッド』で参戦したN・ラピエールも第3ドライバーとして加わっている。現地時間の10・11日に行われた予選では、3分38秒032を叩き出しクラスポールポジションを獲得。決勝は総合11番グリッドからスタートする。今週末は走り出しから好調で、初のクラス優勝に期待がかかる。

SUPER GTでは「ドラゴ モデューロNSX CONCEPT-GT」で参戦、マクラーレン・ホンダのF1開発ドライバーも務めるオリバー・ターベイも38号車JOTAレーシングから参戦。予選ではクラス4番手を獲得。決勝は総合14番手からスタート。昨年クラス優勝を果たしているチームだけに、今年もLMP2クラス優勝争いの一角となりそうだ。

この他にも、日本のコンストラクターである童夢が開発した『S103』を使用する42号車ストラッカ・レーシングは総合23番手からスタート。SUPER GTなどでも活躍するサードがサポートをする43号車チーム・サード・モランドは総合20番手、このルマンのみスポット参戦となる41号車グレイブス・モータースポーツはクラス3番手となる総合13番手から24時間レースに臨む。

またLMP2クラスは大半のマシンが日産のエンジンを使用している他、アメリカのエクストリーム・スピード・モータースポーツ(30・31号車)はホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)製のエンジンを使用しており、日本メーカーと縁が深いクラスとなっている。残念ながら今年は日本人ドライバーの参戦がないLMP2クラスだが、LMP1に劣らないほどの激戦が予想されており、24時間を通して目が離せないレースが期待できそうだ。

《吉田 知弘》

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