東京五輪の追加種目になりそうな「ミドルオリエンテーリング」って何?

エンターテインメント 話題
東京オリンピック・パラリンピック
東京オリンピック・パラリンピック 全 3 枚 拡大写真

公益社団法人日本オリエンテーリング協会(JOA)は、国際オリエンテーリング連盟(IOF)が2020年の東京オリンピック大会追加種目採用の申請を行ったことを発表した。

【画像全3枚】

IOFが東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会から開催都市提案による追加種目候補として33の国際競技団体のひとつに選定されたことを受け、JOAはIOFとの連携の元、東京五輪大会における競技実施計画を策定。

種目:ミドルオリエンテーリング(男女別個人戦)
   ミックススプリントリレー(男女混合団体戦)
場所:武蔵野の森公園、野川公園、武蔵野公園から利用予定

オリエンテーリングは地図上に記載されたコントロールを順番通りに通過するタイムトライアルレース。自然の中を駆け抜ける力はもちろんのこと、どのような経路を取るのかそのナビゲーション能力も求められ、体力と知力の両方が要求されるアドベンチャースポーツだが、年齢層を問わず出来る生涯スポーツでもある。また、追加施設などを必要としないため環境に優しく、財政的なメリットもある点も魅力の一つだ。

1897年に北欧で初の競技会が開催されたことに端を発し、現在では世界80カ国がIOFの加盟団体となっている。日本ではJOAが日本オリンピック委員会(JOC)の承認団体、日本体育協会の加盟団体となり、オリエンテーリング競技を管轄している。

競技は4つあり、そのうちのひとつスキーオリエンテーリングは2011年に冬季アジア大会にて実施され、2019年には冬季ユニバーシアードでの種目採用も決まっている。現在、2022年の冬季オリンピック競技への種目採用のための活動が行われている。
このようにオリエンテーリングは、夏と冬の両方のオリンピック種目の可能性がある数少ない競技。JOAは今後もIOFと連携し、オリンピック種目採用に向けて、オリエンテーリング競技の国内における普及活動と選手強化活動に注力する。

東京五輪の追加種目へ"ミドルオリエンテーリング"を申請!

《タビル編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型コンパクトSUV『カイト』発表…新デザイン言語を反映
  2. カモフラもすごいが車内も衝撃!? 最新メルセデスベンツ『Sクラス』はハイパースクリーンを採用
  3. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  4. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
  5. アウディの5気筒エンジン、2026年に誕生50周年…最新の『RS 3』が伝統を継承
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る