幼稚園児のタブレット活用…お友達との会話は減らず、表現力は向上

エンターテインメント 話題
事前検証と事後検証での園児の変化
事前検証と事後検証での園児の変化 全 2 枚 拡大写真

 園児向けのICTを活用した教育カリキュラムを通じて、表現力や技巧力など「園児の創造力向上」に効果が認められたことが、スマートエデュケーションが6月10日に公表した検証結果より明らかになった。

 同社が開発したタブレット端末使用の「園児向けのICTを活用した教育カリキュラム/こどもモードKitS」運用の成果確認のため、教育系NPO法人とともに、同社は2014年度に2園(幼稚園と保育園の各1園)において、年長(5歳児)園児47名の効果検証を実施。検証期間は2014年5月~2015年3月。同カリキュラムは、「創造力」「チームワーク力」「ICT活用力」の3つのいきる力を育めるよう構成されている。

 検証では、カリキュラム導入前後の比較により、3つの生きるる力がどのように変化するか確認した。その結果、表現力・技巧力などが向上し、タブレット端末とアプリの操作力が向上した。しかし、課題解決のための園児同士の対話連鎖には変化がなかったという。

 スマートエデュケーションの代表取締役である池谷大吾氏は「ICTの進歩や各園からのフィードバックを、引き続きスピーディにキャッチアップし、園児の『いきる力』を育める、さらに充実したカリキュラムにしてまいります」とコメントしている。

園児のタブレット活用を検証…創造力向上に効果

《工藤めぐみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る