OKI、車載電子機器向け過渡サージ試験を増強…新型機器導入

自動車 ビジネス 企業動向
沖電気工業(WEBサイト)
沖電気工業(WEBサイト) 全 1 枚 拡大写真

OKIエンジニアリング(OEG)は6月17日、最新型過渡サージ擬似発生装置を導入し、車載電子機器向け「過渡サージ試験」の受託試験能力を増強したと発表した。

これにより、エンジン始動時の電源電圧変動が原因で起こるさまざまな過渡サージによる車載電子機器の電磁的障害耐性試験をスピーディーに実施し、各メーカーの商品開発に寄与する。

自動車にはさまざまな電子機器が搭載されており、自動車の内部・外部で発生する電磁的障害は、これらの電子機器の性能劣化や破壊など、誤動作を引き起こす可能性がある。そのため車載電子機器は、過渡サージに対する耐性試験による確認が必要となっている。

OEGの過渡サージ試験では、通常動作時にワイヤーハーネスに繋がる電子機器により発生する電磁的現象による過渡サージ、スイッチ開閉時の電磁結合による過渡サージ、バッテリー切断時にオルタネータが発生するロードダンプサージなど、さなざまな過渡サージ現象をスピーディーにシミュレートし、車載電子機器の誤動作や破壊状況を評価することができる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. なぜ? 日産 リーフ 新型がクロスオーバーSUVに変身した理由
  2. 新型EV『マツダ6e』、欧州で今夏発売へ...日本のおもてなしを体現
  3. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  4. トヨタ『GRヤリス』にモータースポーツ由来の空力パーツ採用!「エアロパフォーマンス」誕生
  5. カスタムカーの祭典、愛知で初開催!「オートメッセ in 愛知 2025」7月26-27日
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る