ホンダは、6人乗りの新型ミニバン『ジェイド』に直噴1.5リットル ターボエンジンを搭載した「ジェイド RS」を追加し、5月28日より発売した。
ダウンサイジングターボエンジンは、今年の4月に発表した新型『ステップワゴン』に搭載されたユニットと同様。しかし、インタークーラーや吸排気の設計はジェイド専用となっている。性能面では「ステップワゴン」に対し、よりリニアなトルク出力を実現し、高回転まで加速Gを実力するようにチューニングされた。
最高出力150psと最大トルク20.7kgmは「ステップワゴン」と同様で、JC08モード燃費は18.0km/リットルを達成している。トランスミッションはCVTで、RS専用のパドルシフトが装備された。
足回りでは、フロントとリアのスタビライザーを大型化する他、ショックアブゾーバーをRS専用の部品にし、ダンパーのセッティングなどを変更。ロール剛性をハイブリッドモデルと比べ、フロント15%、リア20%強化し、よりスポーティな走りを実現した。
エクステリアでは、フロントグリル、フロントヘッドライト、リアコンビネーションライトやホイールのデザインがRS専用となる。インテリアでは、スポーツペダルや黒レザーにレッドステッチなどスポーティ感を演出する装備が設定された。
価格は、ハイブリッド車の272万円からに対し、「RS」は253万円となっている。