グラノーラ+ヨーグルトの朝食文化を地方にも――カルビーが山口県の酪乳メーカーとコラボ
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カルビーの「フルグラ」(商品名。ドライフルーツ入りグラノーラ)は、ヨーグルトと食べることを提案してから売り上げが急成長した。フルグラのヒットにより、カルビーでは、朝食市場に新カテゴリー、“グルグラ”=ヨーグルト+グラノーラが誕生した、という。
カルビーでは今後もフルグラ市場の成長を予想しているが、ヨーグルト+グラノーラというグルグラ事業の成長への壁のひとつとして「都会偏重」をあげる。フルグラが都会風の食べ物として認識されていることから、「地方発」の企画への挑戦が必要と考えていた。ヨーグルトとグラノーラをセットにした“グルグラ”を商品化するとともに、地方の朝の食卓を豊かにしたいという意図があった。
いっぽう山口県にある乳業メーカー、やまぐち県酪乳業では、脱価格競争、高付加価値商品の提供、そしてカルビーと同じく地方の朝の食卓を豊かにしたいという課題があった。今回の新商品は、時間のない朝食ではフルグラとヨーグルトを一緒に食べている、という若手社員の発言から企画された。フルグラに合うヨーグルトを開発、カルビーにコラボ商品を提案し、「フルグラヨーグルト」が実現した。
「フルグラヨーグルト」の正式発売は今年初秋を予定、九州エリアで販売される。価格は未定。100g前後のヨーグルトと40gのフルグラがセットになっていて、これで1食分となる。
やまぐち県酪乳業がカルビーに提案、秋にコラボ商品を発売へ――フルグラヨーグルト
《HANJO HANJO編集部》