【東京おもちゃショー15】トミカの新展開を予告? タカラトミーのブースに謎のバナー

自動車 ビジネス 国内マーケット
タカラトミーブースの外側に掲出されたトミカのバナー
タカラトミーブースの外側に掲出されたトミカのバナー 全 4 枚 拡大写真

東京おもちゃショー2015(6月18~21日、東京ビッグサイト)のタカラトミーブース。トミカコーナーでは45周年、そして累計出荷台数6億台を祝うディスプレイがおこなわれた。しかし最大の驚きはブースの外側にあった。

出口から外に出てブース外周壁面を振り返ると、そこには日産『GT-R』のトミカと「NEW BRAND 2015」という文字のあるバナーが。「8D」というのは、Dから始まる8つの単語のことを指しているようだ。

これはいったいなんなのか?あわててブース内に戻って訊ねたものの、残念ながら「まだ外部に説明できるような、具体的なことはなにも決定していません」とのこと。

しかしヒントは教えてくれた。それはこのバナーと対をなすように、看板キャラクターのひとつ「リカちゃん」のバナーが出口の反対側に掲出されていたことだ。リカちゃんは女児向けのキャラクターであり、玩具シリーズだ。

そして現在、「大人リカちゃん」というブログが人気を集めている。これはかつてのリカちゃんユーザーだった成年女性が、現在の視点でリカちゃんを楽しむコンテンツ。

ブログのトップページには「大人が送る、大人のための、大人リカちゃん」と書かれている。また同時にリカちゃんを「お人形」ではなく「ドール」として捉え、大人の趣味として楽しみためのさまざまな商品も発売されている。

つまり、どうやらリカちゃんと同様に、男児向け玩具としてブランドが確立しているトミカでも、成年男性をターゲットにした展開を考えているようなのだ。こう考えると「Drive With Timeless Dream」というキャッチフレーズらしき文を掲出している理由が納得できる。

8つのDから始まる単語は、商品コンセプトを示唆しているのだろう。しかしミニカーなら、大人を対象にした商品はすでにたくさん存在する。となると、ミニカー以外の商品展開ということになりそうだ。

ラインアップはアパレルやグッズなどが考えられるが「我が社は玩具メーカーです。ですからもしそういう展開なら、それぞれの業種と手を組んで商品開発することになるでしょうね」とのことだ。はたして、いったいどんなトミカ商品が登場することになるのだろうか。

《古庄 速人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る