【グッドウッド15】英モーガンの3輪車、EV版を初公開へ

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モーガン EV3
モーガン EV3 全 4 枚 拡大写真

英国の名門自動車メーカー、モーガン・モーター・カンパニー(以下、モーガン社)は6月19日、英国で6月26日に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、『EV3』を初公開すると発表した。

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モーガン社は1908年、ハリーHFSモーガン氏によって英国ウスター州に設立。1910年のオリンピアモーターショーで前輪が2、後輪が1の『3ホイーラー』を発表し、自動車メーカーとして名乗りを上げた。

3ホイーラーは1.1リットルV型2気筒エンジンを搭載し、チェーンで後輪を駆動。アルミ製のボディは350kgと軽量で、さまざまなモータースポーツで活躍を見せた。1951年までの40年間以上に渡って生産された事実が、3ホイーラーの人気の高さを物語る。

3ホイーラーは、1953年に生産を終了。2011年春のジュネーブモーターショー11では、3ホイーラーが58年ぶりに復活し、話題を集めた。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初公開されるEV3は、3ホイーラーのEVプロトタイプ。モーターは、最大出力102psを発生。車両重量は450kgに抑えられ、1 回の充電で最大240km走行できる性能を備えている。

《森脇稔》

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